ツンデレstomach

それは突然の激痛から始まった…。私と胃腸の、ほろ苦い記録ノート

ツンデレstomachとの邂逅

憩室炎の記録を記す前に、自身が初めてツンデレstomach(気分でツンデレSTと略すことがあるかも…)と出会った時のことを。

大学時代、知り合いの紹介で出会った某老舗の若旦那が、学生一人では入れないような鶏料理屋さんに連れて行ってくれた。

鶏専門のお店なんてフラ△ドチ○ンくらいしか知らない自分には初めての場所で、緊張しつつその若旦那が注文してくれる料理を美味しく頂いた。

翌日、大学で授業を受けていると、急激におそってくる腹痛。
休み時間まで我慢しようと思うも、脂汗が浮いてきて、あ、これやばいやつ…

目立つ大教室からそそくさとトイレへエスケープ
15分くらい籠城した後、なんとか教室へ戻るも、心ここにあらず。
嘔吐はなかったものの、吐き気、腹痛、下痢のトライアングル。

翌日になっても症状が治まらないので病院へ。
血液検査やらエコーやら、あちこち検査に回されたあとで診断されたのが


医師「急性胃腸炎ですね。なにか当たるようなもの、最近たべました?」
テン「うーん…直近だと鶏料理のお店に行きましたけど…」
医師「そこで、火の通っていないお肉とかたべませんでしたか?」
テン「あ…鶏のお刺身たべまs…」
医師「それですね、間違いなく。」先生食い気味に理解した。

その後、薬をもらって帰り、数日間おとなしく消化に良いものを摂取して、薬のおかげで軽快していったのだが…

ここであいつがツンデレの本性をあらわした…
下痢の症状もおさまりはじめ、空腹という感覚も戻ってきた時に
大学近くのMから漂ってくるポテトの香り…それに反応する自分の身体
もぅほぼ完治してるし、ちょっとくらい、大丈夫よな。
と、その香りに引き寄せられて、ポテトを食す。

数時間後-


ふりだしにもどる(inトイレ)
治りかけていたお腹には再び破壊神が宿り
さらに一週間、やさしい食事生活が続いたのである。

ちなみに、同じものを食していた若旦那は異常なくバリバリと仕事をしていたらしい。


教訓

腸炎 治りかけの誘惑 要注意