ツンデレstomach

それは突然の激痛から始まった…。私と胃腸の、ほろ苦い記録ノート

初めての憩室炎記録~入院初日~

さて、今日も入院の記録を書いていきますー

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色んな事を考えて目が冴えたのと痛みによって寝付けなかったけれど、朝方5~6時頃少し寝る。

6~8時

痛みが酷くてとにかく呻く。

ちなみに部屋は個室にしてもらった

↑夜中に相部屋入室するのは気が引けたのと、痛みで声が我慢できない気がした為

途中、看護師さん来る。バイタルチェック。熱はまだ37度台

痛みが尋常じゃなくて、身体を動かしたいけれども、少しお腹に力を入れると激痛が走るので動けない。

しばらくして、僕が担当医ですと消化器専門のO先生が様子を見に来てくれる。若く見えるけれど落ち着いて淡々とした先生で、

病気についての簡単な説明をしてくれる。午後からCTの写真見せてくれることになった。

テン「先生…寝る体勢って、駄目な体勢とかあるんですか…」と思わず聞いてしまった。

O先生「全然、横向いても大丈夫ですよ、点滴だけ気をつけて。」

といって去って行く。

 

さっきまでは少し足や腰を動かすだけで「あうあうあー!!!!!」となっていたのに

先生の言葉が魔法のように横向きになれた!!!

先生さまさまである。

↑この後、色んな体勢試した結果、個人的には仰向けになるとお腹が痛くなる確率が高いと判明

 ※あくまで個人の感想です、仰向けのほうが楽な方もいるかもしれません。

  痛みがつらい人は色々試してみることをおすすめします

もちろん、横を向いても痛い時は痛い。痛みが出ると、もはやどうにも動けない。

とにかく耐えて、痛みが過ぎるのを待つしか無い。

 

午前中に相方が様子を見に来てくれて、必要なものを持ってきてくれる。

少し話すも、お腹が痛んで会話にならないことのほうが多かった。

看護師さんが来て、点滴の交換をしてくれる。

昨晩の説明によると、絶飲絶食で24時間点滴で栄養剤を入れて(一日3回、8時間ごとに交換)抗生剤も別途投与しながらお腹の調子を見ますとのこと。

新しい点滴が入ると、血管に「うぉぉーひやっこいのが入ってきたー」と心の中でつぶやく。

血管を流れていっているのが分かってちょっと気持ち悪い…笑

 

することもないし、身体もだるいし、夜寝れなかったので、ひたすら寝る。

 

午後、うつらうつらしているところにO先生がやってきて、

CT見せてあげるからついておいでと言われる。

CTの写真や血液検査のデータに加え、先生がイラストを描きながら丁寧に病状の説明をしてくれる。

憩室炎は、主にお腹の左側が痛くなるひとが多いらしく、その人達はS時結腸という大腸の出口に近い方に憩室炎が出来やすいそう。

私の場合はお腹の右側、上行結腸と呼ばれるエリア(便が上向きに上がっていくルート上)に憩室が出来やすいタイプのよう。

右下腹部が痛むので、虫垂炎と思い込んで来る人は確かにいるらしい。

 

今回は初回だし、歳もまだ若いので気にしないでいいけど、一年に何回も憩室炎になるようなら手術も考えた方がいいので頭の片隅にしまっておいてくださいと言われる。

憩室炎は、一回なっただけでその後再発しない人もいるし、一年に2回3回と再発する人もいるので、こればっかりは今後の様子をみるしかありませんとも言われた。

完治ということはないのか…

腹膜炎にもなっておらず、今すぐ命の危険にさらされるわけでもなく、今のところは手術しなくていいと言われてやっと安心する。

 

夕方以降はひたすら寝て過ごした。

気付いたら消灯していた…看護師さんが点滴換えに来た記憶もない(笑)